お風呂に長く浸かりすぎてのぼせると危険!

お風呂はストレス解消法の中でも人気

お風呂の時間をゆっくり楽しんでストレス解消している人は多く見られます。人気の大きな理由は手軽に実行できること。お風呂は生活の一部であり、特別に取り組まなければいけないようなことではありません。日常的なバスタイムを利用するだけなので、「ストレス解消はしたいけど何か敢えて始めるのは面倒」という方も実行しやすいでしょう。例えばお風呂の中で好きな音楽を聴いたり、好きな本を読んだり、思い思いの時間を過ごすのもあり。また、入浴剤やバスボム、バスソルトなどを入れ、湯船に変化をつけるのも良いですね。入浴剤を使ってお湯の色や香りを変え、気分によっていろいろな種類を楽しむと癒されそうです。なお、ぬるめのお風呂に浸かることで副交感神経が働きが優位になり、リラックスできると言われています。

ストレス解消目的でもお風呂に長く浸かり過ぎるのは禁物

お風呂が気持ち良くてつい長湯してしまうという方もいるかもしれません。しかしこれはリスクがあるため要注意です。のぼせるほど長時間お湯につかり過ぎると、さまざまな悪影響が懸念されます。例えば脱水症状を起こす可能性があります。また、お風呂に入ると水圧によって血行などが良くなることも期待できますが、同時に心臓・肺などに負担がかかる可能性も。その他、お風呂に浸かり血圧が下がった状態でお風呂から出ようと立ち上がると、起立性低血圧により立ちくらみを起こし、転倒・失神などにつながる恐れもあり得ます。お風呂に入るときは水分をしっかりとること、そしてお風呂の温度はぬるめに設定し適度な時間で切り上げることなどが大切です。